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所有者不明土地の解消に向けて  

こんにちは。
大崎上島町出身、東広島市在住司法書士の小田部です。

とつぜんですが「所有者不明土地」問題というのはご存知でしょうか。

所有者不明土地というのは、相続などの際に所有者についての名義変更(所有権移転登記)を行ってないなどの理由で、調査しても所有者が判明しない、又は判明しても連絡がつかない土地のことをいいます。
昔から問題提起はされていたと思いますが、東日本大震災の復興整備事業の際に、所有者不明のために用地取得に支障が生じたことを契機に、この「所有者不明土地」問題が顕在化してきました。

国としては、この所有者不明土地の解消に向けて様々な法整備を進めていますが、その最たるものが令和6年4月1日施行予定の「相続登記の義務化」だと思います。しかし、その他にも色々な制度が始まることを知らない方も多いと思いますので、今後何度かに分けて、それぞれの制度について話をしていけたらと思います。

次回のブログから、
➀ 相続登記義務化、相続人申告登記
➁ 相続土地国庫帰属制度
➂ 住所等の変更登記の義務化、他の公的機関との情報連携・職権による住所等の変更登記
➃ 遺産分割に関する新たなルールや共有制度の見直しなど

といった感じで更新していきますので、お付き合いください。
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